【怖】タクシー2



友人から聞いた話


学生時代の連れから飲みに来ない?と誘われた


いつも断ってばかりなので、今回は行くことに


こういう時に限ってあいにくの雨


バスには乗り遅れるは、電車に乗ったら隣の人の傘でズボンがびしょびしょに濡れるは、イライラしながら待ち合わせの居酒屋に


久しぶりなので話が弾み、ビールで乾杯したあと梅酒、ワインと酒もすすんだ


連れが近くにいい店があるというので場所を変えることに


まだOPENしたばかりで、ママが若くてかわいかった


バイトの女の子も面白い娘で、帰りがだいぶ遅くなった


仕方なく駅からタクシーで帰ることに


タクシー乗り場には自分の前に4人並んでいた


目の前にはちょっと危ない感じのおじさん


何やら独りでブツブツ呟いている


なかなかタクシーも来ないので、おじさんの独り言に耳を傾けた


「…今日はせっかくの集まりだったのに雨か…バスには乗り遅れるし…」


「…電車に乗ったら隣の人の傘で濡れるは、居酒屋には遅刻するは…」


自分のことを言われてるようでドキッとした


「久しぶりの友人とは話が弾むねぇ…まずはビールで乾杯っと」


「…お次は梅酒、ワインも飲んでちょっと酔ったかなぁ?」


気がついたらタクシー乗り場にはおじさんと二人きり



「…ママが若くてかわいかったなぁ」



間違いない


こいつ今日の俺のこと知ってる!



「…駅からタクシーで帰ろうとしたら変なおじさんがいるし…」


逃げ出そうと思った瞬間、2台続けてタクシーが来た


先に来たタクシーにおじさんが乗り込み、俺は後から来たタクシーに飛び乗った



頭の中はパニック



…何だこれ!?



色々考えたが、まったく説明がつかない


…ただの偶然だろうか?



っていうか何でタクシー走ってるんだ?



まだ行き先を告げてない



「…今日は最後に怖いことがあって大変でしたねぇ」



運転手の顔を見たら、さっきのおじさんだった



後はどう帰ったのか覚えていない


タクシーを無理やり降りた事だけは覚えている




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あず(ストリートダンサー)

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…グッピーしか友達いません(汗)
 

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