【怖】首がない女

 


Sが高校の頃に体験した話


滅多に使わない公園の脇の細い道を通ったことがあった


反対側は民家が立ち並んでいる


公園はフェンスに沿ってうっそうと木が生い茂っており、木々の間から薄い明かりが漏れるだけで、まだ夕方にもかかわらずこの通りだけやけに暗かった


前の方から一人の女性が歩いてきた


白いワンピースを着た、どこもおかしくない普通の女性


妙に気になったので、(また幽霊じゃないだろうな~?)などと考えながら歩いていった


チラッ、チラッと女性を見ながら歩いていくうち、不意に違和感が沸いてきた


すれ違った瞬間、違和感の理由を理解した


首が無かった


胴体と頭をつなげる首の部分が無く、女の頭が肩の上にただ浮いているように見えた


しばらく振り向けずにそのまま歩いたが、いろいろ考えた末、すっきりしないから確認だけしとこうと思って振り返った


女は先ほどすれ違った場所に立ち止まり、こっちを見ていた


髪に隠れて目のあたりは見えない


よく見たら胴体は背中を向けたままの状態


頭だけがSの方を向いていた


声も出せず、腰砕けになりながらも即座に走って逃げた


(もう何なんだよ~!)と心の中で叫びながら走った



オチも何もないが、Sはこんなんばかりで可哀想だ

 
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あず(ストリートダンサー)

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